VR元年と囃される2016年。
OchulusRift、HTC Vive、そしてPlayStationVRといったハードウェアが続々と登場してきており、市場がどんどん活発になってきています。

自分も遊びたかったのですが、何分高価なため手が出ませんでした。
PCを使用するOchulusやViveだと、グラフィックボード代金も含めると15万円程度かかってしまうのですから、もう恐れ戦いて完全に二の足を踏んでおりました。

そんな中、PlayStationVRの体験会が実施されているということを知り、本日行ってまいりました。

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今回、私が体験したのはこのサマーレッスン（仮）というゲーム。
自分が家庭教師になって女子高生に勉強を教えるといった内容で、舞台は女の子の部屋。

ゲーム内でのアクションは質問されたことに対して、首を縦に振るか横に振るかのみでゲーム性はほぼ無いのですが、かわいいは正義なので問題無し。

感想<良かった点>

まず、装着してみてそんなに重いとは感じませんでした。（付けている感じが無いとまでは言いませんが）
メガネを掛けたまま装着しましたが圧迫感もなく、首を振った時のトラッキングも申し分ないため、ゲームの世界に没入出来ます。
椅子を足元に置かれた時と、女の子がペンを落としてしまった時なんかは思わず自分の足をどけようとしてしまいました。

スカートひらひら、目はキラキラ。
女の子のモデルがかわいく、ずっと見ているだけでも楽しかったです。

女の子が歩いたり、近付いて来たりする遠近感がしっかり掴めて、本当に触れるんじゃないかと思ってしまいます。
また、女の子の部屋も作りこまれていて自分がそこにいると感じ、気分が昂ります。
今回は出来ませんでしたが、部屋を歩き回って色々じっくり観察したかったです。

感想<悪かった点>

係員の方に設定していただいたのですが、目がレンズの中央にどうしても合わず、ずっと手でヘッドセットを支えるという事態に。
また、メガネを掛けたまま装着したためか、ピッタリと顔に付けられずVRヘッドセットの下部分から床がチラチラ見えてしまいました。

ゲームについてですが、昼間というか朝みたいな光の効果でなんか全体的に色が薄い？（ぼやけているような感じ）
それと現実の床がチラチラ見えてしまうのと相まって、これはゲームなんだっていう感覚がどうしても生まれてしまいました。

あと、これは運が悪かったのですが、ヘッドホンが左右逆に取り付けられ臨場感も半減。
ゲームの途中で気付きましたが、世界に入り込んでしまうと係員の存在も感じられず、言葉を発しにくくなってしまいますね。

総評

ゲームの世界に入るということはすごく革新的で、とうとうここまで来てしまったか・・という気持ちです。
期待しすぎていた反動と上に挙げた悪い点と相まってこんなもんかというのが感想ですが、それでも欲しくなるほどには楽しく新しい体験が出来ました。

OchulusRiftやHTC Viveなんかも試してみたいし、
特にハンドコントローラを使った更なる体験をしてみたいですね。