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パラレル通信とシリアル通信
2019. 06. 22(土) 17:06
パラレル通信とシリアル通信って聞いたことはあって、シリアルが主流ということくらいしか知らない方(自分)のために。
単語の意味から
パラレル<parallel>:並列
シリアル<serial>:直列
名は体を表すというか、これがほぼ答えだったんですが、
パラレル通信とは
複数の信号(ビットデータ)を同時に送る通信方式
シリアル通信とは
信号(ビットデータ)を一個ずつ送る通信方式
ここで疑問点がでてくると思いますが、なぜ現在の主流の通信方式がシリアル通信なのかということ。
パラレル通信のほうがまとめてデータ送れるから通信速度が速いんじゃないかと思いますよね。
実際に20年くらい前はパラレル通信が主流だったそうです。
廃棄品のパソコンを解体したときにPCパーツ用の配線がパラレル通信のきしめんみたいなケーブルが使われていて、初めて見たときは何だこれ?って感じでした。
話は逸れますが、パラレル通信の規格としてIDEとATA(SATAではない)がありますが、調べてみたら同じものでした。
IDEという規格が先にあって、それを標準化したものがATA。
で、そのATAをパラレル化したものが現在のPC内通信の標準であるSATAなんですね。
パラレルが廃れてシリアルが主流となった理由としては
パラレル通信で一気に信号をまとめて送信しても、どのデータが何番目のデータなのかが分からず、順番を識別するための処理に時間が掛かってしまうということでした。
なので、データは一個ずつしか送れなくても同期をとる必要がないシリアル通信のほうが結果的に速いんですね。
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