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レジスタとキャッシュメモリ
2017. 02. 18(土) 21:38
レジスタとキャッシュメモリはどちらもCPU内部の保存領域です。
では、何が違うのか。
(1).使用目的
(2).保存内容
(3).アクセス速度
(4).容量
使用目的■レジスタ
CPUでの演算を高速にするためのもの。
■キャッシュメモリ
メインメモリへのアクセスを減らし、データの読み込みを高速にするためのもの。
どちらも処理の高速化が目的ではありますが、高速化の対象が「演算」か「読み込み」に別れます。
保存内容■レジスタ
CPUでの演算中に必要な情報。計算結果やメモリアドレスなど。
データレジスタやアドレスレジスタ、汎用レジスタなど目的に合わせた種類がある。
■キャッシュメモリ
計算結果やメモリアドレスなどの様々なデータ。
CPUでの演算とは無関係なデータも含む。
アクセス速度■レジスタ
1番速い
■キャッシュメモリ
L1キャッシュ:2番目に速い(Level1キャッシュ、一次キャッシュ)
L2キャッシュ:3番目に速い
L3キャッシュ:4番目に速い
:
:
どこの解説でも上記のように書かれているのですが、具体的な速度の説明が無い。
一体どのくらいのスピードなのでしょうか。
と言うことで調べてみました。
レジスタは情報がありませんでしたが、キャッシュメモリは大体以下のような感じでした。
(例)Intel core i7 6700K 以下、大雑把です
L1キャッシュ:800GB/s
L2キャッシュ:400GB/s
L3キャッシュ:200GB/s
レジスタは、とある本・サイトでは「数百ピコ秒~数ナノ秒」・「CPUと同速」という記述があったので、CPUの周波数が4GHzだとすると250ピコ秒。
GB/s単位にするとどれくらい?(変換できるのか?)
容量レジスタ
4番目に大きい
キャッシュメモリ
L1キャッシュ:3番目に大きい
L2キャッシュ:2番目に大きい
L3キャッシュ:1番大きい
どこの解説でも(以下略
(例)Intel core i7 6700K
レジスタ:3KB
L1キャッシュ:128KB(32KB×4)
L2キャッシュ:1MB(256KB×4)
L3キャッシュ:8MB
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